福島県立清陵情報高等学校 校歌『宇宙の奥の宇宙まで』や市川賛歌- 透明の芯の芯で有名な詩人・宗左近さんが19日に死去していたことが23日分かった。享年87歳。
独特の言語感覚とスケール感は一目でその名前を忘れなくさせてしまうインパクトを持つ宗左近さん。
コレ、高校の校歌ですよ。生徒が歌っちゃうんですよ。野球部が勝ったら丸坊主どもが泣きながら歌うんですよ。聞いてみたいw
ここ 曙の湧きでる丘 清陵
目をあげて きみとぼく きみとぼく 光と光
涙のなかからも きらめかねばならない 若い稲妻 ゆんゆん
ああ 何のために人間はいるのか
発信しよう 激しい愛を
青さのむこう 昼の空の星にまで
発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん 光と光
中野区立上鷺宮小学校の校歌「いのち」も凄くいい。小学校らしいほのぼのした感じを出しつつ独自の言語センスが光ります。
東京大空襲で母をなくした詩で世に出たわけだから、そりゃ死んでもおかしくない歳で、大往生と言ってしまえばそうなのだが、訃報で知ってる名前が出てくるとちょっぴり悲しくなってくるんだね。